女性向け保険の必要性ついて
こんにちは、ほけんの110番WEBチームです。
女性は年代によって、異なるリスクがあると言われています。20代などの若年層では、早産や帝王切開などのリスクが、また年齢を重ねると「女性器官の病気」などの発症率が高くなる傾向にあるなど、年代によって優先して考えるリスクが変わってきます。
こうしたリスクへの備えとなるのが、女性向け保険。まずは、女性ならではのトラブル・リスクについて、今一度理解を深めていただき、その上で「なぜ保険が必要なのか、そして自分にとって必要な保障とは何なのか」を見極めていきましょう。
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女性向け保険で備えられる、女性特有の疾病とそのリスクについて
女性向け保険で備えることができる、乳がんや子宮がん、子宮筋腫などの「女性特有の病気の発症・死亡リスクの高さ」についてお話したいと思います。
①女性のがん・リスクについて
まず女性とがんリスクについて見てみますと、厚生労働省の統計調査データによれば、30代後半~60代の死因1位は「がん」となっています。
20代~60代女性の年齢別がん死亡数推移
年齢階級 | 死亡数(人) | 構成割合(%) | 各年代 死因順位 |
---|---|---|---|
20~24 | 95 | 10.4 | 3位 |
25~29 | 186 | 15.6 | 2位 |
30~34 | 435 | 26.0 | 2位 |
35~39 | 988 | 36.3 | 1位 |
40~44 | 1,591 | 44.7 | 1位 |
45~49 | 2,525 | 50.9 | 1位 |
50~54 | 4,072 | 55.3 | 1位 |
55~59 | 7,291 | 56.9 | 1位 |
60~64 | 10,033 | 54.7 | 1位 |
65~69 | 12,758 | 50.5 | 1位 |
※構成割合とは、それぞれの年齢階級別死亡数を100とした場合の割合
(※出典:厚生労働省 第8表 死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合 より)
また、女性が特に発症しやすいのは乳がんであり、乳がんにかかるリスクは30代から増加していき、40代から急激に高まっています。さらに50~60代でも発症するリスクは高いままとなっています。
②子宮・卵巣系の疾患・リスクについて
女性特有の病気は「がん」の他にも存在しています。
代表的な病気は以下になります。
病名 | 発症しやすい年代について | リスクについて |
---|---|---|
子宮筋腫 | 30代女性の20~30%の方にみられる 20代~50代女性が発症しやすい |
早産・流産など、出産についてのリスクが高まる場合もある 数年後、再発の可能性もある |
子宮内膜症 | 20~30代女性が発症することが多い ※最も多いのは30~34歳 |
痛みの他に、不妊症などのリスクがある 長期の経過観察が必要となる |
卵巣の病気 (良性腫瘍) |
20~30代など、比較的低い年齢層の女性に多くみられる | 無症状の場合が多く、妊娠の際に発覚することもある |
③出産について:帝王切開などのケースになる場合も
出産も女性ならではのリスクです。自然分娩による出産が困難なときは、母体と生まれてくる子どもを守るため、帝王切開による出産(異常分娩)となるケースも考えられます。
出産は、病気という判断ではないため、通常は保障対象とはなりませんが、帝王切開や切迫早産など「異常分娩」となる場合には保障の対象となる場合があります。
(※出典:厚生労働省 平成28年我が国の保健統計 医療施設の動向より)
帝王切開手術の割合は2014年には24.8%と、約4人に1人が帝王切開による出産をされているというデータもあり、女性向け保険を検討する際には、帝王切開などによる異常分娩の出産リスク・想定外の入院や手術についても備えておくことをおすすめします。
まとめ
「年齢がまだ若いから」「これまで大きな病気やケガをしてこなかったから」と、きっとまだ大丈夫と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、もしもは急に訪れるものです。
女性は、女性特有のがんや病気の他にも、妊娠や出産など、男性よりも考えなければならないリスクが多いというのも、自分に必要な保障は何かを理解するうえで大切なポイントです。
これからの人生、安心して過ごしていくためにも、この機会に保険の必要性について考え、訪れるかもしれない女性特有のリスクに対して、必要な保障を「女性向け保険」で準備しましょう。
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