がん保険ってどんな保険?
がんの治療費の実態や最新の治療法も

こんにちは、ほけんの110番WEBチームです。

がんに特化した「がん保険」は診断・手術・入院などの際に給付金を貰える仕組みになっており、多くの保険会社で取り扱われています。

がんは再発と転移が多く、保険適応にならない治療法もあるため、治療費が高額になりがちです。長期間治療を続ける患者さんが殆どで、公的保険だけでは賄えないケースも出てきます。

長らく「日本人の死因第一位」となっているこのがんの治療にかかるお金や、がん保険とはどういった保険なのかを見ていきましょう。

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長らく日本人の死因第一位に君臨する「がん」に罹った時のリスク

日本人の死因第一位、年々増加するがん患者数

1981年からがんは日本人の死因トップとなっており、がん患者は年々増加しています。

2015年にがんに罹患した人は約90万人ですが、2020~2024年には約100万人以上、2025~2029年には約114万人の人が新たにがんにかかると推測されます。

一方で医療の進歩によりがん患者の生存率は年々上がっています。

(出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」より)

しかしがんに罹った場合には、治療費がかさむ上、治療と仕事の両立も難しくなってしまいます。実際に働くことが可能な年齢でがんにかかった人が、がんと診断された後は、平均年収が40%程下がったと厚生労働省の調査で判明しています。

(出典:厚生労働省「がん患者の就労や就労支援に関する現状」)

がんの治療に必要なお金とは?公的制度だけではダメ?

厚生労働省の「医療給付実態調査」によると、一般的な協会健保の場合がんにかかった一件当たりの治療費の総額は以下の通りになります。

入院した場合 738,750円
入院しなかった場合 55,654円

保険適応前の金額なので、負担割合により差はありますが実際は総額の10~30%程度の金額となりますので、一回当たりの自己負担は約7万~22万の計算となります。

ただし治療にかかるお金以外の、入院中のベッド代や食事代、病院への交通費などは別途必要になります。
高額医療費制度という月々の治療費負担の最高額が公的制度で設定されているとは言え、がんという病気の特性上、こうした治療費が複数回必要となってくると考えると、がんの治療には大変な負担がかかることが見えてきます。

がん保険の意義・注意するポイントとは?

がん保険とは、高額になる治療費だけでなく、その他入院にかかる必要な出費にも備えられる保険です。特に女性は20代や30代でも女性特有のがんに罹ることもあるため、早くから加入の検討をおすすめしています。

また、現在医療保険に加入していらっしゃる場合は、がんの保障を特約としてつけられる場合もありますし、脳卒中・心筋梗塞を含む「三大疾病」に対応する保険もあります。

今一度加入している保険の内容を確認しておきましょう。

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